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本日の血液検査の結果

18.1%。
0.5%/日だけど、今日も無事上げる事が出来ました。

他のワンちゃんからしたら、まだまだ輸血が必要な数値。
それなのにこんなに喜べるなんて
ある意味、幸せかも。



このまま、脱貧血目指して。
(てか、0.5%/日だとまだ40日もかかるやん。
そして、お薬からの解放目指して。







今日は広告の初日。
人手が足りなかったので、仕事に。

お昼休みに一旦家に帰ろうと思っていたのに帰れず。
仕事を終えて
「お腹、空かせてるかな?おしっこ、我慢してるかな?喉、乾かしてるかな?」
心配して急いで帰ると、熟睡してました。

あぁ、よかった。

ほんの一ヶ月半前は、これが当たり前の生活やってんな。
なんて、思った。

また一ヶ月半前の生活に戻りつつあるねんな。
(家を空けてる間は、心配で心配でたまらんけど。)
そっかぁ、戻れるんやな。
一ヶ月半前に。



今年もきたっ!
頭隠して尻隠さず。
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一年前、同じ職場のお友達の義母さんが倒れた。

いつまでかかるかわからない看病だったから
彼女は仕事を辞めると上司に言ったけど
「いつかには必ず終わる看病なんだから。」
そう言って、上司は仕事を続ける事を勧めた。

四ヶ月間、彼女は仕事を休んで義母さんの看病をした。

その四ヶ月の間、上司が彼女のお休みについて
何一つ文句を言うことはなかった。



この一ヶ月お休みをもらいたいと上司に電話した時
あまり良い空気が流れなかった。

私が休みをもらうようになって三週間が経った時、電話が掛かってきた。

いつまで皆に迷惑をかける気なんだ。
週に三日くらい、出て来れただろう。


そんな事を言われた。

皆に迷惑をかけてる事は、心苦しく思ってる。
だけども、杏の事をほおりだす事なんかできなかった。

それは私の甘えなのかな?

杏が不安定な時だったら、私は迷わずに辞める事を選んだだろう。
何よりも一番にやらないといけないのは、杏の傍に居る事だったから。
そして上司のその言い方に、悔しい思いをしたから。

だけど落ち着きつつある今、仕事を辞める訳にはいかない。
仕事を辞める事も、残る人達に迷惑をかける事だし
何より杏の治療代を稼がなきゃいけない。



犬の命と人の命と比べる事は、間違っていると思う。
重さも違うだろう。

だけど、犬だって飼ってる者からしたら家族に間違いない。
大切な大切な家族なんだ。
人の命とは違うけど、それでも重い重い命。
だからこうやって必死に看病する。
当たり前にその命を守ろうとする。
だけどそう思うのは、まだまだほんの一部の人間だけなのかもしれない。
だから、上司を責める事は出来ない。
まだそれが、一般的な世間・社会の考えなのかもしれないから。

分かり合えないだろう、きっと。






「たかが犬。」
なんて嫌な言葉なんだろ。



そんな中、私が仕事に顔を出すと、労いの言葉をかけてくれる同僚達。
上司はそんなだけど、同僚には恵まれている。
彼女達には、本当に感謝!






大阪は随分と冷え込んでます。
杏はコタツにもぐりこんで、全身を暖めてます。



     ぬくぬくですぅ。

暖房を入れる様になったら、乾燥して喉も渇く。
暖房を入れる様になるまでに、水分制限がなくなるといいのにな。



トップにあった輸血のお願いを外す事にしました。
数値がこのまま上がってくれれば、輸血の必要もなくなるし
数値が下がる事があっても、緩やかであれば
何人かの方が輸血に待機してくださってるので
当分は大丈夫なはずです。

杏の事、トップ記事に置いて下さってる方がいらしたら
外してくださいね。

沢山の方の応援のおかげで、ココまで来れました。
本当にありがとうございます。
そして、沢山の方のブログに転載していただきました。
本当にありがとうございました。
そして、皆さんの所にお礼に行けない事
本当に本当にごめんなさい。

これからも頑張っていきますから
引き続き応援よろしくお願いします。








本日、血液検査。

朝、李と一緒に散歩に出掛けて
家まで後50mくらいの所で、ベビーカーから降ろしてやると
なんと、小走りで歩いてる!
杏のこんな姿を見るのは、一ヶ月振りくらい。
涙が出そうになる。
ほんと、涙腺弱すぎであかん。

でも、舌の色は微妙。

検査、怖いなぁ。
てか、この病気はこの先ずーっとこの気持ちを持ったまま
暮らしていかないといけない。
それでも、こうやって一緒に居れるなら
それだって乗り越えていかなきゃいけない気持ちだ。

今日の検査の結果、PCV値は16.6%。
日曜より1%のアップ。
よしっ!

先生的には20%越えをしている予定だったらしく
でも、減ってる訳じゃなく僅かでも増えてる。
喜ばしい事だ。

黄疸はほとんどなくなった。
お腹のレモン色も、薄くなってきた。
おしっこだって、怖いくらい黄色だったのが少し落ち着いてきた。
腹水も、ほぼないだろうとの事。
黄疸も腹水も治まって、数値的にも少しは楽なんだろう。

腹水が減ったのは良いけど、腹水分以上に体重が減る。
今日量ってもらったら、8.6kg。
この病気で初めて病院に来た時は、9.3kg。
すっかり割り込んでいる。
元気な時以上に食べているのに、いくら食べても体重は減り続ける。
8kg前半くらいまで落ちるんじゃないかと、先生は言う。
顔にはもう肉はない、ゴツゴツと骨ばっていて痛い位だ。
あばらは見えているし、足だって悲しいくらい細い。
今は仕方ない。
とりあえず、血を作る事に優先して使われているんだろうから
肉になる分には、回らないんだろう。

食べた事のない物は下痢をするから食べさせるなと
先生に言われている。
炭水化物だけは例外で。

だけど、貧血に良いと言われる馬肉を買ってみた。
先生には内緒。
ごめん、先生。
今晩から早速試してみる。



下がらなければ良い。
僅かでも上がり続けてくれれば、それで良い。

次は金曜日、三日後。
病院のお休みが入るから不安だけど、きっと杏は頑張ってくれるよね。



     輸血のプラグが取れた。
     前足、採血に輸血に何度も針を刺した。
     毛も剃られて、その痕が痛々しい。
     だけど、よく頑張ってくれたね。




今日の血液検査の結果…
15.5%!

金曜が13.3%だったから、2%も上がりました。
これは、杏が自力で『上げたっ!』んやんな?

数値を見た先生は、杏とハイタッチしてました。

生命の危険ラインである15%。
それでこんなにも喜べるなんて…

だけど、決して治ったわけでもないし
まだ正常値の半分以下、安心できるような数値じゃないし
このまま上がり続ける保証はないし
急変だってありえる。

それに、吠える声に威力なんてこれっぽっちもないし
しばらくは見なかった床(足)舐めを、思い出したかのようにしてるし
おしっこだって、まだかなりの黄色だし
寝るでもなく、目を開けたままただ横になってるだけだし
数値が上がったと言うだけで、他には何一つ安心できる要素なんてない。

だから、小さくガッツポーズだけ。
まだまだこれから。
明日からは一層注意深く様子を見ていかなきゃ。
まずは20%越えを目指して。

とりあえず杏の輸血ラインの13%からは脱出です。




薬が効いたとか、医学的な事は私には一切わかりません。
うんん、先生だって何が良かったのかわからないって言ってた。

私は…
杏の事を心配してくれる沢山の方の想いが届いたのだと思ってる。
杏を応援してくれる声援が、何かを動かしてくれた。
本当に皆さんのおかげです。

心をこめて、ありがとうと言わせて下さい。
『ありがとうございました。』



     水曜に入れた、輸血用のプラグ。
      これをしてから、調子が上がった。
      造血のお守り?
      外すのはなんだか怖いけど、火曜の検査の結果次第で外せる事に。


9月末、初めて病院に行ってから昨日まで
杏の骨髄は、ずーっとお休みしていました。
ソコから作られる筈の赤血球が、全く作られない。
作られないのは、どうしてか?

骨髄に居る赤血球の親分が、ポコポコと子供(赤血球)を作るんだけど
杏の場合は、その親分が死んでしまっているんじゃないか。
先生には、そう言われていました。

自分で血液を作れないと言う事は、いくら輸血をしてもらっても
ざるに血を入れているようなもので
結局は全て流れ落ちてしまって、体からなくなってしまう訳です。

杏の体は、ざるでした。

今杏の体に残っている血は、多分いただいた血で
もう杏自身の血はないと思います。

そんな骨髄が、赤血球の親分が
やっと動き出してくれました。




実は水曜に輸血をしなかったのは
もちろんクロスマッチが合わなかったのが一番の理由ですが
月曜のPCV値14.2%から、本当に気休め程だけど14.5%と上がったのです。
もしかして!?
ほんの少しの望みを持って、様子を見たのです。

そして、今日。
造血反応が見られたのでした。

だけど、PCV値は13.3%。
貧血は進んでいます。
溶血が止まっていない証拠です。
なので、全然安心できる状況ではないんですが
造血反応があったという事は
今までは、ただの延命としてやっていた事を
溶血を止める=赤血球を攻撃している免疫を抑える治療を
やっていける訳です。

40日かかって、やっとスタートラインに立つ事が出来ました。
昨日までは、スタートラインに立つ事さえも許されない状態だったのです。

多分、ココからが本当の闘いなんでしょう。
だけど、この闘いに勝った先輩ワンコが沢山居ます。
その先輩達の闘いぶりを、もう一度参考にさせてもらって
また明日から、頑張っていきます。



息子がインフルエンザにかかった翌日
娘までもがインフルエンザの刃に。

そんなインフルエンザ菌の蔓延した家で
食事も睡眠も不十分な
決して健康的とは言えない様な生活をしていた私だったのに
私にインフルエンザの兆候が見られないまま、子供達が完治しました。
(潜伏期間が7日あるという事で、娘の最後の菌をもらったとしたら
 もう一週間は油断できない訳ですが。)
こんな丈夫な体に産んでくれた母に感謝です。

そして、杏。
杏はそんな母さんのコやねんから
この病気なんかに負けたらあかんねんで。






沢山のコメント、ありがとうございます。
お一人・お一人にお返事できなくて、本当にごめんなさい。
だけど、きちんと読ませていただいています。
皆さんの気持ち、本当に嬉しいです。



フウの母さん

ありがとうございます。
フウちゃんが20kgになるまで、杏、待っていますから。^^
その時は、よろしくお願いしますね。



パピプペポさん

ありがとうございます。
後日、メールを送らせていただきますので
よろしくお願いします。



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プロフィール
HN:
misa
性別:
女性
自己紹介:

野良出身のにゃんこ三匹
くらら
しいな
たいち
と、暮らしています。


保護犬の幸せ探しのお手伝いを
はじめました。

過去記事は、こちらに。
HP:

2002年10月26日生まれ
プチフラッフィーコーギーの女の子
2016年9月8日
お星様になる
享年 13歳11ヶ月

2012年5月
悪性神経鞘腫と診断され、摘出手術
2014年5月 寛解

2014年9月
糸球体腎炎の疑いありと診断
2014年11月
投薬(ENACARD)開始
2016年3月
投薬(レンジアレン)開始
2016年8月
皮下輸液 開始
くらら

2012年8月くらいに生まれる
野良猫出身の女の子
2012年9月 保護
2013年8月 我が家の子となる
しいな

2013年6月くらいに生まれる
野良猫出身の女の子
2013年8月 保護
2014年6月 我が家の子となる
たいち

2014年5月くらいに生まれる
野良猫出身の男の子
2014年7月 保護
2015年2月 我が家の子となる

2000年10月30日生まれ
コーギーの女の子
2009年12月30日
免疫介在性溶血性貧血で
お星様になる
享年 9歳2ヶ月

コーギースタイル Vol.27

辰巳出版より 2011.5.30 発売

杏の闘病記を掲載していただきました
巻末 P90~P93
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