今日、李の狂犬病の予防接種等のため
かかりつけの獣医に行ってきました。
病院に着くと、診察を受けてるワンちゃんが一匹。
診察が終わって飼い主さんがドアを開けた時、話の内容が聞こえてきました。
「飲まさへんかったら死ぬんやから、頑張って飲ませてあげてや。」と先生。
ワンちゃんは割と元気そうに見えたのに、そんなに大変なんかなぁ
なんて思っていたら
「ステロイドも今の量に反応してないから、量を増やすな。」この言葉に「えっ?!」って顔をした飼い主さんに
「血液検査(の数値)も下がってたやろ?貧血も出てるし。」と。
全てに聞いた事のある言葉、嫌な予感がしました。
先生が私を見て
「嫌な話やろ?」と声を掛けました。
飼い主さんに何の病気か聞いたところ、『血小板減少症』との事。
昨日の記事に書いたコーギーのえるちゃんと同じ病気です。
どうも上手くお薬を飲んでくれないらしく、また飼い主さんも飲ませられるかと不安そう。
飼い主さんに、危機感が全く見られません。
うちは『免疫介在性溶血性貧血』であった事。
その闘病は、とても大変だった事をお話させてもらいました。
先生も
「病名は違っても、どっちもとても怖い病気やねん。
薬飲まないんです、で済むような病気じゃないねん。
先に進むと、とっても怖い事になるんやからな。
無理に口をあけて薬を飲ませるのが可哀想より
命を落としてしまう方がよっぽど可哀想やと思う。」と。
あの頃、色んな思いをしていたのが蘇りました。
怖い事もあるけど、やっぱり希望も持ってほしくて
『血小板減少症』のお友達は、長い間お薬を飲んでいたけど
休薬出来るまで回復した事を、伝えました。
シュナウザーちゃん、お薬頑張って飲んで良くなってよね。
そして、その後李の診察。
杏が亡くなってから、病気の話は出来ませんでした。
免疫介在性溶血性貧血と言う言葉を、先生に言う事はすごく怖くて
ずっと言えないままでした。
今日初めて、先生とあの頃を振り返れました。
二年半経って、ようやくです。
「よう、闘ったね。」って言われ「はい、闘いました。」って。
本当に、闘いでした。
先生の中でも、治療ではなく闘いだった事に少し驚きました。
杏の後も、免疫介在性溶血性貧血と診断されるコはいるけど
杏ほど状態の悪いコはいないそう。
幸いにも、それで命を落としたコはいないと聞き嬉しく思いました。
発症するコが絶えないのは悲しい事だけど、杏よりも酷いコが居ないと言うのは嬉しい事です。
李は狂犬病の予防接種の他に、健康診断を兼ねた血液検査とレントゲンを受けました。
血液検査の結果は連休明けになるけど
レントゲンでは、心臓の肥大もなく、腫瘍等も見受けられませんでした。
最近の李は、またしょっちゅう「よう肥えてるねー。」と言われます。
だけど、体重はきちんと9.2kgキープ。
秋が来たら10歳、もうどっぷりシニア。
足腰もやっぱり少しずつ弱ってくるし、ヘルニアだって心配。
だから、体重はぜーったい増やさないでいようね。
そして、すぅちゃん
杏の分も母さんと一緒にいようよね。
只今、里親様募集中名前をクリックすると、里親募集のページにジャンプします。 旺次郎Mix 雄
年齢 1歳
去勢手術・8種混合ワクチン・健康診断 済み
フィラリア:マイナス
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