今日は、李の事を少し。
九月末のドックドックで、しっこにタンパクが出ました。
あと、アルブミンが低く
一番古い記録(2010年5月)では、かろうじて正常値。
お尻に腫瘍を見つけて病院にかかった時は
正常値から外れていました。
この二点から、掛かり付けの先生が出した疑われる病名が
糸球体腎炎糸球体とは
腎臓内にある、ネフロンという部分にある毛細血管の塊です。
血液をろ過するために、存在しています。
この糸球体が炎症を起こしてしまう病気です。
糸球体は、血液中の老廃物を濾し取るという役割を担っていますが
ここの基底膜に炎症が生じると、濾過機能が悪化し
結果として、老廃物が血中に残ったままになってしまいます。
初期の症状として特徴的なのが、蛋白尿です。
蛋白尿以外に異変が出ないケースもあれば
食欲と体重の減少が見られるワンちゃんもいます。
ひどくなってくると、腹水が溜まってしまうこともあります。今現在、食欲の低下は見られませんが
今の病院にかかり始めの時(2012年5月)には、9kgあった体重が
この9月末には8kgにまで減っています。
フードを減らした訳でもないのに何でかな?と
不思議に思ってはいたけど
一気にがくっと減るのでなく、数ヶ月に100gや200g減るだけだし
体重の増加に滅法気を使っていた私は
少々減る分には『まぁ、いっか。』そう思っていました。
今は『糸球体腎炎の疑い』です。
この病気を確定するには、麻酔をかけて腎生検が必要です。
お腹を開いて、悪い部分を切除して治る病気なら
麻酔をかけてでも、そうするでしょうが
李は先日、12歳になりました。
どっぷりシニアです。
この歳で麻酔をかけるのは、出来たら避けたい事です。
腎生検も、傷つけた腎臓がきちんと元に戻ってくれるのか
年齢的に心配です。
なので、確定診断はしません。
これは、糸球体腎炎かもしれないと
9月末に言われた時点から決めていました。
9月末には「もう少しこのまま様子を見よう」と言う事になり
一ヶ月毎の検査をしてきました。
10月には維持だったアルブミンの数値が
先日の検査で、とうとう下がってしまいました。
厳しい事も言われました。
おそらく一年内に、腎臓の機能に支障が出ると思います。
尿毒症が起こり、食欲不振や嘔吐の症状が起こるでしょう。尿毒症は、杏の時に経験しました。
尿毒症は、死に至る恐ろしい病気です。
先生からこの言葉を聞いた時
余命一年と、宣告されたような気持ちになりました。
帰ってからも『一年』、それが頭から離れませんでした。
こんなに
食い意地の張ってる食べる事の好きな子が
食べれなくなって弱っていくのか。
そう思うと、切なくて悲しくて。
深夜、フラフラとネットサーフィンしていたら見つけました。
尿毒症をおこさずに、何年も暮らしている子を!
皆が皆、尿毒症をおこす訳ではないんだ。
私は、ココを目指せばいいんだ。
外注に出して、詳しく検査してもらった結果
やっぱり前回(一ヶ月前)より悪くなっているので
投薬を始める事にしました。
お薬とは、これから一生のお付き合いです。
ずっとずっと付き合っていくんだったら、仲良くしようよね。
どうか、効いてやってよね。
あとは、やっぱりフード。
数値が進むと、療養食も考えましょうと言われました。
今は、カリカリと手作り食を半々。
療養食が、美味しいかまずいかは私にはわからない。w
食い意地の張ってる食べる事が大好きな李なら
きっとまずくても食べると思う。
だけど、私の作ったご飯をいつまでも食べて欲しい。
療養食にさせない、コレ目標!
不安がないと言ったら、嘘になる。
なんでうちばっかり?って、正直思う。
けど目指す場所があるから、それを目指す。
李も私も、もう歳だから。w
無理は厳禁。
ただ、今日をずっと続けて行く。
それだけ。
フードを増やして、体重を少し増やしました。
しっかり体力つけておかないとね。
あっ、李はとても元気です。
悪いのは数値だけで、今はまだ全く何の症状も出ていません。
病気なのが信じられないくらいですから、ご安心を。
やっぱりあまり情報のない病気です。
同じ病気の子の為
ちょっとずつ、発信して行きたいと思います。
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