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旺次郎は
散歩後の、足洗い・足拭き
シャンプー
つめきり・パットのカット
耳掃除

一般的なお世話は、問題なくさせてくれます。

ご飯の時に、器に手を入れても大丈夫。
指先につまんだおやつも、指を噛まずにを上手に食べます。

耳に指突っ込んで、グルグルしたって
マズル回りを掴んで、ぷにゅぷにゅしたって
曲がった足先を伸ばして、キュッキュッとマッサージしたって
お顔を、わしゃわしゃ撫で回したって
嫌がりません。

人は怖いかもしれないけど、人にはとても従順です。


だけど過去に三回、対応に困る事がありました。

一度目は、私の留守の間にケージ抜けをしていました。
留守中に何があったのかわかりません。
何か怖い事でもあったんでしょうか?
脱糞もして踏みつけた跡がありました。
部屋を片付ける為に、旺次郎ケージへ戻そうと抱きかかえに行こうとしたら
旺次郎は、向かってくる私が怖かったんでしょう。
部屋中を逃げ回りました。
逃げる回る旺次郎を一層私が追いかけるから、もう旺次郎はパニック中の大パニックで
捕まえては腕の中から逃げ、逃げては捕まえての繰り返し。
あまりの怖さから、お口も出ました。
なんとかケージに入れて落ち着かせたら、すっかりいつもの旺次郎でした。

この時はまだ私が、旺次郎は『人が向かってくる事が怖い』としっかり認識しておらず
とにかくケージに入れると言う目的の為、恐怖でパニックになっている旺次郎を追い詰めました。
明らかに無理に捕まえようとした私の行動が、間違いでした。

二度目は、散歩から帰って旺次郎を膝の上に乗せて足を拭いていた時。
先に足を拭いた李が何か悪い事をしたので、李に向かって「ノーっ!」と叱ったら
旺次郎は自分が叱られたと思い、玄関の隅に逃げて私に向かって威嚇を始めました。
この時も恐怖から脱糞し、その上に伏せて私を威嚇していました。

前回は、旺次郎を追いかけ(追い詰め)てパニックにさせてしまったから
今回は「ノー。」と静かに近づいて、リードをかけようとしました。
かなり怖がり吠え続けましたが、前回の経験から私自身落ち着いて対応できたので
お口が出る事はありませんでした。
リードをかけ少し落ち着かせ、その後ウンチを取る為一旦玄関先に係留しました。
二・三分後に旺次郎を見たら、リードを噛み切っていました。
(旺次郎は、基本ダブルリードです。噛み切ったのは一本でした。)

三度目は、散歩の時。
自動販売機の横を通ったら、お兄さんが缶の補充の作業をしていました。
その時、いきなり暴れだしました。
外でリードを噛み切られると、逃亡の危険が出ます。
過去二回の経験を踏まえ、旺次郎を威圧する「ノー!」と言う言葉は使わずに
とにかくリードを噛み切られないように、まずはリードを短く持つ事にだけ専念。
そして、優しく声を掛けて落ち着くのを待ちました。
二・三分かからずに旺次郎は落ち着き、いつもの様に撫でさせました。
もちろんその後の散歩も、問題なく行きました。

二度目の、「足を拭いている時に、李を叱る」や
三度目の、缶を落とした時に出た「大きな音」は
この時に初めて体験したわけではありません。
何度か、そーゆうシーンを経験済みのはずです。
だけども、暴れました。
なので、叱られる事や大きな音が、旺次郎の暴れるスイッチだとは考えにくいです。

ただ、やはり叱られる事に関しては免疫がないので、怖い事は確かでしょう。
だけど悪い事は悪い、叱らないわけにはいきません。
なので、叱る=威圧ではなく、してはいけない事なんだと理解してもらう為
旺次郎の落ち着いた状態の時にだけ、「ノー!」のコマンドを出すようにしています。

旺次郎には、興奮している時のコマンドは全て「怖い」もののようです。

暴れさせない事が何よりですが、旺次郎のスイッチを私自身もまだ掴みきれていません。
現在も、ココまでは大丈夫、この先はもう少し時間が必要かな?と
旺次郎のYESとNOを、手探りで少しずつ探している状態です。
そんな状態ですので、今はまだ旺次郎のNOを完全に防ぐのは難しいかもしれません。

ただその時に、人側が同じ様に興奮せずに
まずは旺次郎の身の安全を確保し、落ち着くのを待つ。
これで旺次郎の興奮は、ほんの一・二分で治まります。

10kgの旺次郎が暴れて吠えると、「怖い!」と感じるかもしれません。
おろおろしてしまうかもしれません。
怖いから怒る、怖いから怯えるでは、旺次郎には逆効果な気がします。
あくまでもいつもの態度で居る事が、旺次郎を落ち着かせるのには一番のような気がします。

犬だって、感情のある生き物です。
良いコばっかりでは、暮らしていけません。
感情がむき出しになる時だって、あるんです。

吠えるから
威嚇するから
暴れるから
噛むから
問題行動ではあります。
だけども、どの犬にだって備わっている初期設定です。

だけど、それを忘れている人が多い。

だから
鳴くから。
噛むから。
で、捨てられる子が後を絶ちません。

回避させるのは、人です。



私は、旺次郎が大好きです。
好きすぎで愛おしくて、顔をくっつけて首の辺りに手を回してギュって抱きしめます。
そーゆうのにはきっと慣れてない旺次郎は、されるがままです。

おーちゃん、こーゆうのも悪くないでしょ。w

早く本当のパパとママに、ぎゅーってしてもらえると良いね☆



その日のために、旺次郎の学習はまだまだ続きます。
そして私の学習も、まだまだこれからです。






只今、里親様募集中



    旺次郎 

Mix 雄
年齢 1歳
去勢手術・8種混合ワクチン・健康診断 済み
フィラリア:マイナス



旺次郎のお問い合わせは、「笑顔を見せて」 レモピさんまでお願いします。




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無題
恐怖の地雷、パニックの地雷・・と表現したらいいのでしょうか?一度だけ先住犬のレオがその地雷を踏んじゃったことがあります(>_<)
メープルが怖くてつい口が出たんです。レオの方がビックリして何事もなく終わったのでよかったのですが、ある一線を越えるとmisaさんの経験されたことにいつでもなりうる状態は同じです。そして私もその地雷が何なのかまだ手探りでいます。
追い詰めないで少しづつ経験値を底上げしていくしかないのかなぁ~って思ってます(^_^;)

おーちゃんもメープルもまだ若いです
吸収力は十分もってくれてます

地雷だらけの心にきっと芽が出て花が咲く日が来ると信じてお互い頑張ろうね~




み~| | 2012/02/26(Sun)22:08:41| 編集
無題
ぐるぐる、ぷにゅぷにゅしてもOKなんて、おりこうさんです!うちの子たちは嫌がります(悲)

うちも2匹なので、片方を怒ると、怒られた方はケロっとしてて、怒られてない方が怖がってしまうことがあります。難しいです。。。
べーママ| | 2012/02/27(Mon)21:11:45| 編集
お返事
* み~さん *

そーですね、全くの地雷ですね。
その後は大きな地雷は踏んでないけど
小地雷を踏みながら、情報収集と対処法収集の毎日。

二匹に、穏やかな毎日をプレゼントしたいですよね。


* ベーママさん *

家の李も機嫌が悪ければ、わしゃわしゃしたらお口が出ます。
マジ噛みです。
旺次郎の方が、賢いやん!w

misa| | 2012/02/28(Tue)21:31:26| 編集
プロフィール
HN:
misa
性別:
女性
自己紹介:

野良出身のにゃんこ三匹
くらら
しいな
たいち
と、暮らしています。


保護犬の幸せ探しのお手伝いを
はじめました。

過去記事は、こちらに。
HP:

2002年10月26日生まれ
プチフラッフィーコーギーの女の子
2016年9月8日
お星様になる
享年 13歳11ヶ月

2012年5月
悪性神経鞘腫と診断され、摘出手術
2014年5月 寛解

2014年9月
糸球体腎炎の疑いありと診断
2014年11月
投薬(ENACARD)開始
2016年3月
投薬(レンジアレン)開始
2016年8月
皮下輸液 開始
くらら

2012年8月くらいに生まれる
野良猫出身の女の子
2012年9月 保護
2013年8月 我が家の子となる
しいな

2013年6月くらいに生まれる
野良猫出身の女の子
2013年8月 保護
2014年6月 我が家の子となる
たいち

2014年5月くらいに生まれる
野良猫出身の男の子
2014年7月 保護
2015年2月 我が家の子となる

2000年10月30日生まれ
コーギーの女の子
2009年12月30日
免疫介在性溶血性貧血で
お星様になる
享年 9歳2ヶ月

コーギースタイル Vol.27

辰巳出版より 2011.5.30 発売

杏の闘病記を掲載していただきました
巻末 P90~P93
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