散歩で行く近くの公園で、時々会うコギちゃんがいます。
マロンちゃんです。
彼女に初めて会ったのは、杏の闘病中でした。
(すみません、過去記事を探しきれませんでした。)
初めて会った時、彼女は歩行訓練をしてました。
確か、ハーネスか何かで下半身を支えての歩行だったように思います。
「詳しい検査はしていませんが、多分ヘルニアだろう。」とお聞きしたと思います。
その後も公園で会うたび、マロンちゃんは一生懸命歩いていました。
昨年には車椅子を作ってもらって、楽しそうに歩いていました。
先日、李も言われましたが、コーギーにヘルニアは多いです。
だけどここ最近、急激に目にするようになったのはDM(変性性脊髄症)。
『変性性脊髄症(DM/Degenerative Myelopathy)』
椎間板ヘルニアと症状が類似している点もあり、間違えやすい疾患の一つ。
腰部の脊髄内神経及び支持組織の進行性変性によって
運動失調や後足の片方が麻痺を示し
病状が進むと両後足が麻痺する。
ジャーマンシェパードやウェルシュコーギーなどに、発症が多いと報告がある。
遺伝パターンは不明だが、家族性に発症する事が認められている。
現在の所、完全に治療する方法は無い。
通常、治療には一時的に病状を改善できるステロイド剤が使われる。
実際の病気に痛みは伴わないが、歩行障害のため後足を怪我しやすい。
この病気の神経症状発症は5歳以上とされているが、若い犬の発症もある。
初期症状は、脚を折り曲げて伏せた時に足の位置を変えられない事。
この疾患は進行性であり、両後足の麻痺に至るまでには
一般に6ヶ月か、それ以上を要する。
脊髄の変性が上方に広がって来ると
呼吸困難、さらには呼吸停止により死に至る場合も有る。
この疾患を確定診断する方法が無い現在
MRI検査・CT検査・脳脊髄液検査などで、他の疾患をルールアウト
他のどの疾患にも当たらない場合にDMと診断する。お友達コーギーの
しゅう君が、今もこのDMと闘っています。
レモピさんのブログに時々コメントを入れてくださってる
まぶしーははさん家の
マーブルちゃんもそうです。
私はしゅう君の事を知ってから、マロンちゃんのママさんに
「DMって病気も疑ってあげてくださいね。ヘルニアとは治療法が全く反対だから
間違えると大変な事になりますよ。」って伝えてきました。
マロンちゃんは数ヶ月前から、声が出難くなっています。
口は「ワンワン」って動いてるけど、出て来る音は「カスンカスン」って感じです。
最近は前足も動きにくくなってきてたそうなので、車椅子を四輪にする予定だったそうですが
先日公園で会った時には
数日前に首が持ち上がらなくなり、車椅子にも乗れなくなっていました。
この日は少し回復したようで、車椅子には乗ってなかったものの
首を持ち上げて、笑ってくれました。
とってもキュートな笑顔です♪
マロンちゃんのママ、しゅう君家のかあちゃん、まぶしーははさん
治る事のない病気なのに、とても明るく毎日を過ごしておられます。
泣きたい事もいっぱいあるだろうに、笑顔で毎日過ごしておられます。
李が悪性の腫瘍だとわかった時、ふと頭を過ぎったのはしゅう君のかあちゃんでした。
私も今度は、かあちゃんみたいに笑顔で闘いたい。
そう思ったんです。
だから、今回私は割と元気です!
すぅちゃん、明日も笑って過ごそうね。
我が家の預かりっ子 旺次郎 家族が出来ました!Mix 雄
年齢 1歳
去勢手術・8種混合ワクチン・健康診断 済み
フィラリア:マイナス
希璃 きり トライアル中!W.コーギー.ペンブローク 雌
年齢 6~7歳
避妊手術・8種混合ワクチン・狂犬病ワクチン・健康診断・畜犬登録 済み
フィラリア:マイナス
にほんブログ村