沢山の方が私だけでなく、李の心配をして下さってます。
なので、今日は李の話を。
ある日な、杏ねーちゃん、いくらちょっかいかけても全く反撃せーひん様になってん。
でな、その次の日に皆で珍しく車で山登ってん。
帰りはなんでか、杏ねーちゃんがいーひんかってんやん。
その次の日からな、やたら皆が撫でてくるねん。
杏ねーちゃんも、帰ってきーひんし。
皆、どないしたんやろか?
一緒に住んでいたワンコが亡くなると、残されたワンコは
食欲がなくなって痩せてしまったり
元気がなくなってしまったり
そんな事も聞いていたので、正直心配していました。
だけど李は、全くそんな素振りはなく
杏が居なくなってからの李と言えば
急いで食べないと杏に取られちゃうと思っていたのか
噛まずに飲み込むように食べていたご飯を
少しゆっくり食べれるようになりました。
先日の記事にも書きましたが
いくらお布団に入れてもすぐに出て、布団の上で寝ていたのが
私の隣で寝れる様になりました。
少し甘えん坊になりました。
あんなに散歩嫌いだったのに、何処までも歩く様になりました。
今日も公園に行って、ディスクです。
時々は落とさずに取れる様になりました。 ヘロヘロになっても止めないのが困りモノ。口周りが、ヨダレと枯れ草でコテコテ。毎年初詣は、私の守り神様である石切神社にお参りに行きますが
さすがに今年はそれどころでなく、氏神様が精一杯でした。
李は、鳥居の外からお参りです。って
鳥居写ってないし。だけど先日、もうまもなく受験の娘の合格祈願にと
李と一緒に参ってきました。
はい、今日も鳥居の外でお留守番です。参道商店街も混雑してなくて、お散歩にはもってこい。石切大仏。でっかいでしょ?
この後、石切駅まで上ってん。
母さんはヒィヒィ言ってたけどね。杏の闘病中、杏一人で留守番させるのが嫌で
常に李か子供が居る状態を心がけていました。
だから李の散歩は、子供が帰ってきてから。
息子は部活で帰りが20時とかだから、ほとんどは娘が帰ってきてから。
その娘もすぐに塾に出掛けてしまったりで
散歩に行けない日も、かなりありました。
正直、杏の面倒が精一杯で
なかなか李をケアしてあげる余裕がありませんでした。
杏はカロリーを取るために、食事の他にもおやつを食べていて
だけど、杏だけにあげる訳にはいかなくて
李には煮干とかささみとか、なるべく低カロリーなモノをあげてたけど
散歩もままならない李は、10.3kgにまで体重が増え
家の階段を上がれなくなりました。
階段で右往左往している李を見て
李をこんな風にしてしまったのは私だと
李に対しても涙を流しました。
その後、何とか気持ちを奮い立たせてダイエットを始め
先日ようやく、目標体重の9kgまで体重を落としました。
お腹を触ると、アバラ骨が感じられるから
先生にはもう少しだけ体重を増やすように言われたくらいなのに
ふさふさの毛の李は、道行く人に「よう肥えて。」って言われます。
着膨れ、です。
こんな風に李は、以前と何も変わらない毎日を過ごしていましたが
先週、耳を異常に痒がり
(痒み止めを三日ほど飲んだら治まりました。)
今週は、下痢しています。
(下痢以外は問題ないので、お薬を飲んで様子見中です。)
お腹を冷やさない様に腹巻をさせていますが
その姿が杏とダブって、ちょっと切なくなります。
一ヶ月経った今頃、何かを感じ始めたのでしょうか?
杏をあんな形で亡くしてしまったから
散歩の途中に歩かなくなっただけで、「もしかしたら!?」とか
やたらと鼻を舐めてるのにも、「何か病気のサイン!?」
そんな風に思い、ほんの些細な事でさえ怖くなります。
今日はいつも以上に、家族の健康を願って
恵方を向いて、巻き寿司をほおばりました。
そして、自分の事は何にもしたくなかった私ですが
今日、ようやく一つ動けました。
スーパーに献血車が来ていて、一度は素通りしたけど
「やっぱり!!」と思い引き返し、テントの中に入りました。
結果はいつもと同じで、比重が軽くて
車に乗る事は出来なかったけど、それでも動けた事には変わりない。
ちょっと、進歩です。
けど献血は、自分の為じゃなく誰かの為の行為やから動けたのかも。
今は下痢してますが、李は元気です。
私は思います。
もし、李が居なかったら…
私はもっと泣き暮らしていたと思うのです。
李がいるから
ダイエットのために野菜を煮てあげないといけないし
散歩だって、満足するまで連れて行ってあげなきゃいけないし
ボールやディスク遊びにも付き合ってあげなきゃいけない。
それが、私の気持ちを支えてくれている気がします。
だから、李には感謝です。
あさってのお休みには、また公園です。
お天気、良かったらいいね。
それまでに下痢が治まってるといいね、すぅちゃん。
PR