先日、杏の闘病時に私をいつも励まし続けてくれた
懐かしい方と話が出来ました。
私はネットの世界って、ずーっと怖い所だと思っていました。
小さな事だと、実際娘がブログの掲示板の書き込みの事で
お友達と何度もトラブルになったりしていたし
新聞沙汰になるような、ネットをかいしての事件もいくつも見てきたから。
だから、すごく怖い世界でした。
杏が、免疫介在性溶血性貧血なんて言う
原因も治療法も確立されていない病気になって
ネットを使って、必死で病気の事を調べました。
始まりはたった一人、私だけ。
だけどそこから、一人、また一人と、杏の輪は広がり始めて
いつしか私の手の届かない所まで広がっていきました。
ここのURLと、私の実名・おおよその住所・メールアドレスが
私のずーっとずっと遠くまで一人歩きしていきました。
沢山の方の協力は、とっても嬉しかったし心強かったけど
その反面、少し怖かった。
だけどいただくメールやコメントは、どれも暖かく
私が傷付く様な言葉は、一つだってありませんでした。
迷惑メールだって、一通も届きませんでした。
怖いと恐れていた世界だったけど
杏と私には、とても暖かく優しい世界でした。
色々と話して、ちょっと涙が出そうになったけど
少しだけ懐かしく、そんな風にあの頃を振り返る事が出来ました。
書きかけで保存されている、杏の最後。
そろそろ続きを書いてみようと思います。
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