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杏がいなくなって、七ヶ月。

あの闘病が、まだ昨日の様にも思えるし
杏のいない毎日を、もう何年も過ごしたようにも思う。



昨日の散歩の時、久しぶりの友達に会った。
人伝に杏の事を聞いていてくれたみたいで
「大変やったなぁ。」って、言ってくれた。

そう、大変やった。
毎日が不安に押しつぶされそうで。

だけど、それでも杏がいる毎日は
今から思えば楽しかった。


みんなが揃っての『家族』なんだって思う。




杏…
アナタがいなくなってから
母さんが自分の意思で「やろう!」と思ったモノ。
一つ目が、『幸せのしっぽのために』。

そして、二つ目が明日にあるよ。

母さんは、人前に立ったりするのはすっごく苦手で
今まで少しだって、音楽に関わってこなかった。
だから、やっぱり不安でドキドキ。
だけど、頑張るよ。

あの時、杏が頑張ってたように
母さんも頑張るから。

そうやって、これからいくつも頑張っていけば
いつかはきっと、杏の事
ココロから笑って思い出せる日が来るよね?
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6月30日。
杏がお星様になって、ちょうど半年。


気持ちはゆっくりですが、杏が元気だった時の気持ちに向かって
巻き戻しされていってます。

だけど、まだ家にある杏の遺骨。
これを、納骨する気持ちにはなれません。
区切りの良い、『半年』。
まだ気持ちに区切りは付いていないって事なんでしょうか?

だけど、確実に
この半年とこれからの半年は、全く違う半年になる。

まだ、クヨクヨはしてしまうけど
ウジウジは、もうしーひんから。



夕方、李と散歩に出たら
とても梅雨とは思えない夕焼けが、空に広がっていました。



見上げながら、ふと
「こんな綺麗な夕焼け、もう杏には見せてあげられへんねんなぁ。」
なんて思ったら、ちょっと悲しくなって。

だけど、杏の今居る虹の橋は
多分、こんなに蒸し暑くなくて
昼は、穏やかな明るい陽が降り注ぎ
こんな夕焼けに包まれ、静かな夜を迎える。
そんな毎日やろね。


ねぇ、杏。
あなたはこの夕焼け、一体誰と見上げてる?

あなたの月命日の今日
空を見上げて、あなたを思ってくれている人が居ます。

家族でも身内でもないのに
半年もたったのに、あなたを思ってくれる人が居る。

杏、
あなたは幸せやな。
そして、母さんもやっぱり
幸せやと思う。

あなたと出会えた事。
あなたと歩けた日々。

ありがとう。








あんちゃん、あれから五ヶ月が経ったな。

今朝、ひぃちゃんが
「早いなぁ、来月はもう半年やん。」って。
それ聞いて、母さんもびっくりしてん。
えぇっ、もう半年!?って。
ほんま、早いな。

母さん、まだ一週間くらい前って言っても大袈裟でないくらい
やっぱりまだほんの最近の事のように思えるで。


昨日な、買い物行くのに自転車走らせてたら
道路の向こうに、コーギー二匹連れた人が居はってん。
この辺でコーギー二匹連れてるのは、家ともう一軒やけど
随分前に引っ越しはったはずで、実際もう何年も会ってへんやん?
だけどなんでか母さん、その連れてはる人に吸い寄せられるように近づいて行って
これまた何でだか「海君?」って、声掛けてた。
あんちゃん、海君と空ちゃんやってん。
びっくりやろ?

海君と空ちゃんのお姉ちゃんは、あのお家に居るけど
海君と空ちゃんは、今はお姉ちゃんのお父さんのお家に居てて
昨日はたまたまお泊りに来てたんやって。
ほんまに会えたん、偶然やねん。

海君は、あんちゃんの初めてのお友達やったから
杏がお星様になった事をきちんと伝えられて良かった。

あんなに散歩が大好きやった海君も、最近はすぐに疲れてしまって
すぐ抱っこしてってお姉ちゃんに言うねんて。
昨日も、お姉ちゃんに抱っこされてたわ。
お散歩のサボリをしーひん様に、空から注意しといたってな。



こないだの雨の日
母さん「幸せのしっぽのために」を作るのに、必死にパソコン打ってってさ
李は母さんの傍のソファで寝ててんやん。

そしたらな、李が急にすっごい身震いして起きてソファから降りて
杏が居ーひん様になって初めて、座椅子で寝だしてん。


その姿みて、母さんびっくりしてん。
一瞬、あんちゃんかと思った。




うんん、あんちゃんやったんやろ?
あんちゃん、いつもこんな風に座椅子で寝てたもんな。
頑張ってサイト作ってる母さんの応援に来てくれてんやんな?

母さん、嬉しかったで。
ありがとう。

とりあえず出来上がったけど、杏、喜んでくれてるかな?

コレを打ちながら、母さん、泣いてしまった。
けど泣いたん、随分久しぶりの気がするわ。
ココのところ、泣く間もなく忙しかったからな。
あっ、送ってもらったお友達の闘病を読んでは泣いてたけど
杏の事で泣いたんは、久しぶりや。
五ヶ月経って、ほんと随分と涙は減ってきたで。
けどそれは、杏への想いが薄れたとか、愛情がなくなったとか
そんなんじゃないで。
って、わかってるか。w





杏、もう心配いらんから。
もう、母さん大丈夫やで。

けど月命日だけは、これからも少しだけ泣かせてな。


杏が空に旅立って、今日で四ヶ月。

もう四ヶ月かぁ。
早いなぁ。


杏は私のお布団に入ると、いつも私に背中を向けて寝ました。
だから私は、杏の背中にくっついて
杏の右耳と左耳の間に顔をうずめて
杏のにおいを感じる事が大好きでした。

何ヶ月もそうしていたのに、月日と言うものは時には残酷で
あんなに大好きだった杏のにおいが
だんだんと私の中から薄れていくのです。

「いつか思い出せなくなる。」
そう思うと怖くて苦しくて、気が狂いそうでした。
ある時友達に話したら、友達は
「気が狂いそうになるくらいに苦しいんやったら
 いっその事、忘れてしまったらいいやん。
 それで楽になれるんやろ?
 それににおいを忘れたからって、杏の全てを忘れる訳じゃないやん?
 何かを一つくらい無くしたって、まだ大事な物は残ってるやろ?」

そう言ってくれました。

そっか、そやな。
においを思い出せなくなっても、杏の顔はまだ目に浮かぶし
喜んだ時、ちょっと跳ねて歩く姿も
李とよだれを付け合ってじゃれ合う姿も
へそ天で白目むいて爆睡する姿も
シャンプー中のちょっとみすぼらしい姿も
散歩に行くと、いつだって私を確認してた姿も
はっきりくっきり思い出せる。

においを忘れちゃう事は、悲しいことだけど
忘れたらいけないと言う思いが
どうしようもないくらい私を苦しめるのなら
その思いを捨ててみて
思い出そうとしても、思い出せなくて苦しいのなら
思い出す事を止めてみて
それは間違った事じゃないはず。

ふっと気が楽になりました。



最近の私は、随分と泣く事が少なくなりました。
いっぱい思い出すと泣いてしまうから、少しだけ杏の事を思い出すと
ちょっぴり笑って思い出せるようになってきました。

月日は残酷だけど、時には優しかったりもします。

そんな私の横には、いつも李が寄り添っていてくれています。



父さんとなら歩いて行く駅前の広場。
ラベンダーが綺麗に咲いています。
私とはぜーったい行く事なかったのに、最近はしょっちゅう行かされます。
遠いので、私はあまり好きではありませんが。w


 
この前にいった花博公園のチューリップ。
今はチューリップの花びらで作ったフラワーロードがあるんやって。
GW、父さんが帰ってきたらまた行こな。

李が居てくれていたから、引きこもる事無く、深く深く落ち込む事無く
苦しいながらも、杏の死を何とか乗り越えてこれました。

李には、感謝してます。
杏の分も、これから李と頑張っていかへんとな。

そろそろ泣き虫とは、お別れです。



 




杏…

母さんは30日が苦手です。
もうあの日から三ヶ月経つけど、目を閉じると
あなたの最後の顔がまだはっきりと見えます。

一体何を思ってたのかな?

そんなあなたの気持ちを思うと、やっぱり涙が流れます。
多分、きっと、何ヶ月経っても
この思いがなくなる事はない。



だから母さんは、これからも苦手なまま
毎月30日を迎えるんやろな。



それでも、少しずつ少しずつ、変わり始めてる。

昨日はな、ひぃちゃんと長島スパーランドに行ってきました。



そして、今日
ホリスティックカウンセラー講座の教材が届きました。




だけどな、どっちだって
ひぃちゃんの為と李の為。
母さん自身の為じゃないねん。

父さんや兄ちゃん・ひぃちゃんの為や、誰かの為や
杏や李の為なら、お出かけだって何だって出来るのに
なんでこんなに自分の事は出来ひんのかな?
考えてたら、気がついてん。

母さんは、自分が楽しむ事が許されへんのんとちゃうかな?

杏を家族から引き離して、一人ぽっちにさせてるのに
母さんが楽しい思いをしたらあかん。
そんな風に思ってるんちゃうかな?

あんちゃんはそんな事
少しだって思ってないし、望んでないのにな。



李は今日も公園で、草まみれになりながらフリ。



楽しそうに嬉しそうに、フリを母さんのトコへ運んできます。



杏の望んでる事は、こう言う事やんな?
わかってる、杏。
わかってるよ。

本当にそろそろあなたを、安心させてあげやなな。










プロフィール
HN:
misa
性別:
女性
自己紹介:

野良出身のにゃんこ三匹
くらら
しいな
たいち
と、暮らしています。


保護犬の幸せ探しのお手伝いを
はじめました。

過去記事は、こちらに。
HP:

2002年10月26日生まれ
プチフラッフィーコーギーの女の子
2016年9月8日
お星様になる
享年 13歳11ヶ月

2012年5月
悪性神経鞘腫と診断され、摘出手術
2014年5月 寛解

2014年9月
糸球体腎炎の疑いありと診断
2014年11月
投薬(ENACARD)開始
2016年3月
投薬(レンジアレン)開始
2016年8月
皮下輸液 開始
くらら

2012年8月くらいに生まれる
野良猫出身の女の子
2012年9月 保護
2013年8月 我が家の子となる
しいな

2013年6月くらいに生まれる
野良猫出身の女の子
2013年8月 保護
2014年6月 我が家の子となる
たいち

2014年5月くらいに生まれる
野良猫出身の男の子
2014年7月 保護
2015年2月 我が家の子となる

2000年10月30日生まれ
コーギーの女の子
2009年12月30日
免疫介在性溶血性貧血で
お星様になる
享年 9歳2ヶ月

コーギースタイル Vol.27

辰巳出版より 2011.5.30 発売

杏の闘病記を掲載していただきました
巻末 P90~P93
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