半月ほど前、息子が学校から帰ってくるなり
「友達の友達がやってるペットショップ(ブリーダー?)が倒産して
そこの犬が、保健所に連れて行かれるんやって。
友達が一生懸命貰い手を探してるねんけど、うちもなんとかならへんかな?」と言って来た。
看取る事のつらさを知った今、もう犬は飼えない。
だけど、飼えなくても救える方法がある。
「飼う事は出来ひんけど、二・三匹なら預かる事が出来る。
友達に、そう伝えてあげて。」今、この状態で犬を預かる事はどうかと思ったけど
動かなければ、殺されてしまう命。
殺させない。
息子も娘も協力すると言ってくれたので、決めた。
詳しい話を聞きたいからと
そのペットショップの電話番号を教えてもらえるよう
息子に頼んだけど、なかなか連絡がなく。
一週間位して、息子がもらってきた返事は
「なんとか貰い手が見つかった。」との事。
良かった。
そう思ったけど、なんだか腑に落ちず
ふっと思ったのが、同じ様なチェーンメールが数年前に回ってきた事。
そして
『犬飼える人いませんか。
知人の友人が経営してたペットショップが倒産して
そこの親犬・子犬が100匹ほど殺処分になるそうです。
子犬(2~3歳)は血統書付で無料らしいです。
かわいがってくれる方がいましたら
お店の連絡先など、詳細をお伝えします。』これ、ツイッターで見つけました。
息子に話すと
「そうかもしれへん。聞いたのとそっくりやし。」もしこれがイタズラなら、許せません。
沢山の犬が殺処分される事実に心を痛めた高校生が
学校中の友達に声を掛けて、必死で飼ってくれる人を探した。
その気持ちを、踏みにじる行為。
他にも沢山の人が、あのツイッターを見て
心を痛めたり、動いたりしたはず。
そんな人達の
何とかしたい、何とかできないか
そう思う気持ちを見て、楽しいの?!
命を何だと思ってる!?
一昔前は、チェーンメール。
今はツイッター。
方法は変わっても、決してなくならない命を軽視したイタズラ。
本当を確かめる事は、たぶん無理でしょう。
あのツイッターが、どうか心あるものな事を願うばかりです。
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