旅ブログの途中ですが…
お誕生日の翌日、
弁天池公園へ散歩に行きました。
この公園は、水遊びが出来る小さな川が流れているので
子供が小さな時に、何度か行った公園です。
公園に向っている途中、フロントガラスに雨粒が。
引き返そうかと思ったけど、なんだか行かないといけない気がして
(その理由は、後でわかります。)
少し不安になりながら、そのまま車を走らせました。
弁天池と言うだけあって、公園の真ん中には
大きな池があります。
まずはぐるっとお散歩を楽しんだら、小川とアスレチックのある
公園へ行きました。
珍しく李、ハイテンションです。
飛んでます。
フリもボールもないのに、こんなに走るの
ほんと、珍しいです。
楽しんでくれて、良かったよ。
そして、この公園で
5年ぶりくらい?
うんん、もっと会ってないかも?
お友達のしゅう君に会いました。
しゅう君は、トライカラーのフラッフィーコーギー。
トライのフラッフィーは珍しいから、姿を見た瞬間
「しゅう君!」ってわかった。
だけど、立っているしゅう君の姿を見て
「もしかしたら、しゅう君じゃない?」って思った。
だって、歩行補助ハーネスを付けてたから。
だけど、やっぱりしゅう君で。
しゅう君はコーギーの遺伝子変異疾患である
変性性脊髄症(通称・DM)と言う病気を発症し
今現在、後足に麻痺がきている状態。
この病気は進行性なので、今後は前足にも麻痺が来るんだそう。
そして、いずれは脳にも…
『変性性脊髄症(DM/Degenerative Myelopathy)』
椎間板ヘルニアと症状が類似している点もあり、間違えやすい疾患の一つ。
腰部の脊髄内神経及び支持組織の進行性変性によって
運動失調や後足の片方が麻痺を示し
病状が進むと両後足が麻痺する。
ジャーマンシェパードやウェルシュコーギーなどに、発症が多いと報告がある。
遺伝パターンは不明だが、家族性に発症する事が認められている。
現在の所、完全に治療する方法は無い。
通常、治療には一時的に病状を改善できるステロイド剤が使われる。
実際の病気に痛みは伴わないが、歩行障害のため後足を怪我しやすい。
この病気の神経症状発症は5歳以上とされているが、若い犬の発症もある。
初期症状は、脚を折り曲げて伏せた時に足の位置を変えられない事。
この疾患は進行性であり、両後足の麻痺に至るまでには
一般に6ヶ月か、それ以上を要する。
脊髄の変性が上方に広がって来ると
呼吸困難、さらには呼吸停止により死に至る場合も有る。
この疾患を確定診断する方法が無い現在
MRI検査・CT検査・脳脊髄液検査などで、他の疾患をルールアウト
他のどの疾患にも当たらない場合にDMと診断する。私、それを聞いた時、涙が出そうになった。
だけど、しゅう君のママは
とても明るくとても前向きに、いろんなことを話してくれた。
辛くて悔しくてどうしようもないだろうに
そんなネガティブな事は一言も言わず
しゅうが笑って過ごせるために、出来る事をする。
そう言って笑った。
その笑顔は、とってもきらきらしてた。
そしてしゅう君も、病気になんか見えないくらいとても幸せそうだった。
しゅう君には、妹分のりんちゃんがいる。
二匹の散歩のペースが違うので、今は一匹ずつの散歩らしい。
しゅう君のママは、しゅう君のお散歩の後
今度はりんちゃんを連れて出てきてくれた。
りんちゃんも、フラッフィー。
今はサマーカット姿です。
りんちゃんは、李とはお初です。
フレンドリーでない李は、やっぱり仲良く出来ませんでした。
雨がぱらついたのに、引き返さなかったのは
「行かないといけない。」そう思ったのは
きっとしゅう君に会うため。
そんな気がした。
しゅう君、またしゅう君に会いに来るから。
またこの公園で会おな。
うんっ!待ってるで!そして、しゅう君のママからのメッセージ。
DM、この病気の存在を知らない獣医さんも多いです。
そのため、歩けなくなった=椎間板ヘルニアと診断される事が多いです。
だけどDMの事、頭の隅でいいから覚えていてください。
コーギーに多い病気です。
歩けなくなった時、DMの事も疑ってください。
どうか飼い主が、病気を見つけてあげてください。難病と闘っているしゅう君のブログ
SYU&RIN ~ 一緒に歩こう ~しゅう君の頑張りを、どうか応援してあげてください。
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