桜島には、フェリーで向かいます。
実は私、船酔いが酷いです。
旦那の実家が徳島で、明石海峡大橋が出来るまでは
淡路島へはフェリーで渡っていました。
帰省は楽しかったけど、このフェリーだけが耐えがたく。
もう、乗った瞬間に酔うほど。
なので桜島には行きたいけど、この船酔いだけが心配で。
「桜島までは湾内やから、びっくりするほど揺れへんから心配ないで。」旦那のその言葉を信じたいけど、心配のまま乗り込みました。
あれ?
揺れてるけど、気持ち悪くない??
携帯も見れるし、写真を撮る余裕もある。
酔う事無く、15分ほどで無事桜島上陸。
ずっとずっと来たかった桜島。
旦那の住むマンションから、桜島はこんなに近くに見えます。
こんなに近くなのに、ココへ来るのに四年弱かかりました。
思ったよりも沢山の家屋。
今年はもう800回以上の噴火を記録している活火山のふもとで
こんなにも沢山の人が生活しているのに驚いた。
そして、コンビニ。
ファミリーマートもローソンも
桜島の火山のイメージに合わせて、こんなシックな店構え。
コンビニらしくなくて、ちょっとびっくりでした。
まずは、黒神埋没神社へ。
フェリー乗り場から反時計回りに走る方が近いけど
桜島をきちんと見てみたいから
ちょっと遠回りの、時計回りに走ってもらう。
フェリー乗り場の辺りは、道幅も十分。
だけどその反対側は、道幅も狭く
道の脇は、木が生い茂ったままの状態。
そして、その所々には溶岩の岩肌が見える。
溶岩の島、だった。
桜島も大きくない島なので、30分くらいで黒神埋没神社に到着。
黒神埋没神社は、大正3(1914)年の桜島の大噴火によって
笠木の部分を残して埋没してしまい、鳥居は跨げるほどの高さ。
神社本殿は灰の下に眠っているらしいです。
ガイドブックにも載っているから
とても立派な神社かと思っていたら
見落としてしまいそうなほど、ひっそりとした小さな神社だった。
そして次は、溶岩道路へ。
車を降りた旦那が気が付いた。
「噴火したみたい。」さっきまでは雲がかかっていた桜島。
見上げると、雲のかかっていたところに灰色の煙が。
小さな噴火だったみたいで、また風向きの関係もあり
降灰は見られなかった。
次に向った先は、叫びの肖像。
長渕剛の桜島オールナイトコンサートの記念に作られた肖像。
別に長渕剛を好きではないけど、やっぱり行っとかないとね。w
桜島を一周したら、すっかり夕方。
温泉にぴったりの時間。
旦那が選んだのは、ふるさと観光ホテル内の
龍神露天風呂。
ココは混浴ですが、浴衣を着て入るので安心。
のはずでしたが
「浴衣の裾、浮いてる!」
「後姿!!」そんなに気になるんやったら、ココ
チョイスしーひんかったらよかったんちゃうん?そう思ったとか、思わなかったとか?w
ここのお湯は、ぬるめ。
熱いお湯が好きな私には、ちょっと物足りない熱さ。
だけどぬるいおかげで、のんびりと浸かる事ができました。
フェリーでなく霧島経由で帰ろうかと、旦那が言ってくれたけど
霧島には明日行くので、帰りもフェリー。
もちろん、船酔いはなく。
夕食は、『とんかつ 川久』さんで。
このお店は、ANAの機内誌にも掲載されるほど有名所。
鹿児島と言えば「黒豚」ですが
川久さんは、霧島産の豚肉だそうです。
でも、黒豚に負けないくらい柔らかくジューシューでした。
明日は、霧島です。
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