私は元々、かなり涙腺が弱い。
杏が亡くなってから、涙の毎日を過ごしているけど
それがこの一ヶ月、特に酷い。
ほんのちょっと感動の場面でも
ちょっとどころでなく涙が出る。
びっくりなのが、歩いていてふと思った事にも
涙が出てしまう。
ただのペットロスじゃなくて、なんだか病的な気がして
友達に話したら
「まだ亡くなって一年経ってないんやろ?
せやったら、それが当たり前やって。
」
って、言ってくれた。
自分も犬を亡くしたり犬の好きなコなら、その言葉もわかる。
だけどその友達は、特に犬に興味のないコ。
そんな友達が、ペットロスを大きな気持ちで見てくれている事が嬉しかった。
そして、ここ数日。
気持ちが大きく揺れている。
この気持ち、杏が居なくなってからはもちろん
今まで生きてきた中で、経験した事がない。
正直、かなり参ってる。
だけど、またその友達が
「しんどくなったら、何時でもいいから電話してきたらいいで。
ドーンって構えとき。
」
また、旦那も
「美味しいモン食べて、のんびりしといたら良いから。」
今の私は、そんな優しい言葉に守られている。
きっと、空に居る杏にも
すっごく心配かけてるんやろなぁ。
ごめんな、あんちゃん。
もう8月も終わり。
9月は、おそらく病気が発症したと思われる月。
「免疫介在性溶血性貧血」と診断された月。
戦いが始まった月。
多分これからの三ヶ月は、今まで以上にいろんな事を思い出して
しんどい三ヶ月になると思う。
いっそうあんちゃんに心配かけるな。
しばらくは、またゆっくり進んで行こう。
急がない。
慌てない。
ゆっくり、ゆっくり、進んで行こう。
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