9月末、初めて病院に行ってから昨日まで
杏の骨髄は、ずーっとお休みしていました。
ソコから作られる筈の赤血球が、全く作られない。
作られないのは、どうしてか?
骨髄に居る赤血球の親分が、ポコポコと子供(赤血球)を作るんだけど
杏の場合は、その親分が死んでしまっているんじゃないか。
先生には、そう言われていました。
自分で血液を作れないと言う事は、いくら輸血をしてもらっても
ざるに血を入れているようなもので
結局は全て流れ落ちてしまって、体からなくなってしまう訳です。
杏の体は、ざるでした。
今杏の体に残っている血は、多分いただいた血で
もう杏自身の血はないと思います。
そんな骨髄が、赤血球の親分が
やっと動き出してくれました。
実は水曜に輸血をしなかったのは
もちろんクロスマッチが合わなかったのが一番の理由ですが
月曜のPCV値14.2%から、本当に気休め程だけど14.5%と上がったのです。
もしかして!?
ほんの少しの望みを持って、様子を見たのです。
そして、今日。
造血反応が見られたのでした。
だけど、PCV値は13.3%。
貧血は進んでいます。
溶血が止まっていない証拠です。
なので、全然安心できる状況ではないんですが
造血反応があったという事は
今までは、ただの延命としてやっていた事を
溶血を止める=赤血球を攻撃している免疫を抑える治療を
やっていける訳です。
40日かかって、やっとスタートラインに立つ事が出来ました。
昨日までは、スタートラインに立つ事さえも許されない状態だったのです。
多分、ココからが本当の闘いなんでしょう。
だけど、この闘いに勝った先輩ワンコが沢山居ます。
その先輩達の闘いぶりを、もう一度参考にさせてもらって
また明日から、頑張っていきます。
息子がインフルエンザにかかった翌日
娘までもがインフルエンザの刃に。
そんなインフルエンザ菌の蔓延した家で
食事も睡眠も不十分な
決して健康的とは言えない様な生活をしていた私だったのに
私にインフルエンザの兆候が見られないまま、子供達が完治しました。
(潜伏期間が7日あるという事で、娘の最後の菌をもらったとしたら
もう一週間は油断できない訳ですが。)
こんな丈夫な体に産んでくれた母に感謝です。
そして、杏。
杏はそんな母さんのコやねんから
この病気なんかに負けたらあかんねんで。
沢山のコメント、ありがとうございます。
お一人・お一人にお返事できなくて、本当にごめんなさい。
だけど、きちんと読ませていただいています。
皆さんの気持ち、本当に嬉しいです。
フウの母さん
ありがとうございます。
フウちゃんが20kgになるまで、杏、待っていますから。^^
その時は、よろしくお願いしますね。
パピプペポさん
ありがとうございます。
後日、メールを送らせていただきますので
よろしくお願いします。
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