心配なので、一緒に寝る事にした。
朝、目が覚めた時
杏のお腹が動いている事に安心した。
朝の散歩。
ゆるゆると歩くから、時間がかかって仕方ない。
けど、歩くのを嫌がらない。
時々立ち止まるから、疲れたのかと思って
抱っこしようと腕を広げてあげるけど
腕の中に来ようとはしない。
食欲も落ちてない。
以前のようなガツガツと喰い付く感じではなくて
少しゆっくりになったけど、残さずにきちんと食べる。
家に居る時は、ほとんど寝ている。
気のせいかもしれないけど、呼吸が少し早い気がする。
仕事に行く事に、躊躇した。
仕事から帰ったら、死んでるんじゃないか
その思いが頭から消えなかった。
仕事に行く時、玄関の鍵を掛けると
いつもは、杏と李が「行くな。」って吠える。
いつもよりは短かったけど、今日もきちんと杏の鳴き声が聞こえた。
いつもはお昼休憩を取らずに仕事をしている。
だけど、やっぱり気になって
休憩を取って、家に帰った。
階段の上り口で、杏は出迎えてくれた。
仕事をしてる方が気が紛れた。
心配で気になってどうしようもなかったけど
家に居てると、きちんと息をしてるのか気になって
しょっちゅうしょっちゅう確認してしまうから。
仕事を終えて、急いで家に帰った。
杏は出迎えてはくれなかったけど
階段の方、私が上がってくるのを見ていた。
今日は、おしっことウンチを持ってくるように言われていたから
散歩に連れて出た。
朝のルートより短いルートで帰りたがった。
やっぱりしんどいのかな。
けど、先生からしたら
散歩に行けてる事は信じられないくらいの事だから
無理させない、杏の好きなようにさせてあげよう。
李にはちょっと辛抱してもらわなな。
その代わり、家に着いたらボール投げしてあげるから。
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