月曜日の血液検査。
結果、PCV値 18%。
三回目の輸血は、今までのワンコとは違うワンコの血をもらうので
もしかしたらの危険もある。
なので先生は体力のある今に輸血、と思ったようだけど
会計を待ってる間の杏の様子を見た先生が
「水曜の検査で15を切ったらにしよか?元気そうやし。」そうなんやん、先生。
確かにな、寝てばっかりやけど
歩いてる姿とか見たら、危険な状態やなんて思われへんやろ?
だからいくら先生が「危ない」って言ったって
私はその言葉、信じられへんねん。
おしっこした後に、家の前の道を徘徊してる杏を見て
いつも誰もが言う。
「今日は元気そうやなぁ。」やろ?元気に見えるねんもん。
「いや、そうでもないねん。」そう言うと、皆驚くもん。
けど、今日
走り出した李を見て、反射的に走ろうとした杏。
一歩目に出した足が体重を支えられずに、転んでしまった。
そりゃそうやな。
そんな細い足で、走られへんで。
走ってる杏、見たいなぁ。
この寝顔を守りたい。そう強く思う。PR