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今日の血液検査の結果…
15.5%!

金曜が13.3%だったから、2%も上がりました。
これは、杏が自力で『上げたっ!』んやんな?

数値を見た先生は、杏とハイタッチしてました。

生命の危険ラインである15%。
それでこんなにも喜べるなんて…

だけど、決して治ったわけでもないし
まだ正常値の半分以下、安心できるような数値じゃないし
このまま上がり続ける保証はないし
急変だってありえる。

それに、吠える声に威力なんてこれっぽっちもないし
しばらくは見なかった床(足)舐めを、思い出したかのようにしてるし
おしっこだって、まだかなりの黄色だし
寝るでもなく、目を開けたままただ横になってるだけだし
数値が上がったと言うだけで、他には何一つ安心できる要素なんてない。

だから、小さくガッツポーズだけ。
まだまだこれから。
明日からは一層注意深く様子を見ていかなきゃ。
まずは20%越えを目指して。

とりあえず杏の輸血ラインの13%からは脱出です。




薬が効いたとか、医学的な事は私には一切わかりません。
うんん、先生だって何が良かったのかわからないって言ってた。

私は…
杏の事を心配してくれる沢山の方の想いが届いたのだと思ってる。
杏を応援してくれる声援が、何かを動かしてくれた。
本当に皆さんのおかげです。

心をこめて、ありがとうと言わせて下さい。
『ありがとうございました。』



     水曜に入れた、輸血用のプラグ。
      これをしてから、調子が上がった。
      造血のお守り?
      外すのはなんだか怖いけど、火曜の検査の結果次第で外せる事に。
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9月末、初めて病院に行ってから昨日まで
杏の骨髄は、ずーっとお休みしていました。
ソコから作られる筈の赤血球が、全く作られない。
作られないのは、どうしてか?

骨髄に居る赤血球の親分が、ポコポコと子供(赤血球)を作るんだけど
杏の場合は、その親分が死んでしまっているんじゃないか。
先生には、そう言われていました。

自分で血液を作れないと言う事は、いくら輸血をしてもらっても
ざるに血を入れているようなもので
結局は全て流れ落ちてしまって、体からなくなってしまう訳です。

杏の体は、ざるでした。

今杏の体に残っている血は、多分いただいた血で
もう杏自身の血はないと思います。

そんな骨髄が、赤血球の親分が
やっと動き出してくれました。




実は水曜に輸血をしなかったのは
もちろんクロスマッチが合わなかったのが一番の理由ですが
月曜のPCV値14.2%から、本当に気休め程だけど14.5%と上がったのです。
もしかして!?
ほんの少しの望みを持って、様子を見たのです。

そして、今日。
造血反応が見られたのでした。

だけど、PCV値は13.3%。
貧血は進んでいます。
溶血が止まっていない証拠です。
なので、全然安心できる状況ではないんですが
造血反応があったという事は
今までは、ただの延命としてやっていた事を
溶血を止める=赤血球を攻撃している免疫を抑える治療を
やっていける訳です。

40日かかって、やっとスタートラインに立つ事が出来ました。
昨日までは、スタートラインに立つ事さえも許されない状態だったのです。

多分、ココからが本当の闘いなんでしょう。
だけど、この闘いに勝った先輩ワンコが沢山居ます。
その先輩達の闘いぶりを、もう一度参考にさせてもらって
また明日から、頑張っていきます。



息子がインフルエンザにかかった翌日
娘までもがインフルエンザの刃に。

そんなインフルエンザ菌の蔓延した家で
食事も睡眠も不十分な
決して健康的とは言えない様な生活をしていた私だったのに
私にインフルエンザの兆候が見られないまま、子供達が完治しました。
(潜伏期間が7日あるという事で、娘の最後の菌をもらったとしたら
 もう一週間は油断できない訳ですが。)
こんな丈夫な体に産んでくれた母に感謝です。

そして、杏。
杏はそんな母さんのコやねんから
この病気なんかに負けたらあかんねんで。






沢山のコメント、ありがとうございます。
お一人・お一人にお返事できなくて、本当にごめんなさい。
だけど、きちんと読ませていただいています。
皆さんの気持ち、本当に嬉しいです。



フウの母さん

ありがとうございます。
フウちゃんが20kgになるまで、杏、待っていますから。^^
その時は、よろしくお願いしますね。



パピプペポさん

ありがとうございます。
後日、メールを送らせていただきますので
よろしくお願いします。



大阪市内からわざわざ来てくれた
セントバーナードのわんちゃんとのクロスマッチに失敗。
飼い主さん、コッカーも一緒に連れてきてはったんだけど
クロスマッチに失敗と聞いて
「コッカーでは無理ですか?」とまで言って下さった。
「次の(輸血に協力してくれる)子は居ますか?」
心配して、何度も何度も聞いて下さった。
気持ちだけで充分です。
本当にありがとうございます。

数値もまだ緊急を要しないので
金曜の血液検査の結果次第の輸血に変更。

舌はもうかなりびんとろ状態。
(娘の基準、まぐろ(最高)→ サーモン → びんとろ→ ホタテ(最悪)
 寿司好きの彼女らしい基準に、先生や看護師さんには大受け。w)
体の震えも、日に日に酷くなる。
良い所なんて、何一つ見当たらない。
心配は底尽きない。

だけど、相変わらずご飯大好き。
何よりもそれが救い。

杏の世話にかまけて、李の散歩になかなか行けず
結果、李をかなり太らせてしまった。
もう毎日ばたばたなんだから、ついでだっ!って事で
李も本格的にダイエット開始。
フードを減らして、野菜で量増し。
最近は杏にもその野菜を少し食べさせている。
下痢が怖いから、ほんの少しだけど。
サツマイモやかぼちゃは甘くて美味しいらしい。
この調子だと、馬肉もいけるかな?

食べる事が楽しみなら、少しでも喜ぶ物を食べさせてあげたい。
今の私が出来る事は、それと傍に居る事くらいしかないから。


     今日はコタツの中で、何やら悪さ?






ヴァニコ母様

呼びかけ、ありがとうございます。

私もmixiありますが、こちらのブログの更新が精一杯で
最初に書き込んだっきりでほったらかしです。
それにmixi、あまり良くわからなくて。
可能であれば、このブログをリンクしていただいて
ブログの右中ほどにあるメールフォームから連絡頂けると良いのですが。

よろしくお願いします。


今日もベビーカーで散歩。
李、杏が留守番のコース(約一時間)に向かって歩く。
いちおう温かくはさせて来たとは言え、今日は寒いし
ベビーカーの振動とかも心配だけど
李は全く戻る気も、コース変更する気もナシ。

恐々、杏にも付き合ってもらう。

けど、散歩は杏も楽しそう。
もともと、散歩が好きな杏やもんな。

久々に公園にも来れた。



またココで李と走り回れるようになりたいね。



さすがに一時間のお散歩は、疲れたみたい。
帰るとぬくぬくのコタツでヘソ天で爆睡。



ほんと、可愛いなぁ。

ついでに李も。







ベビーカーに乗せて散歩させていると
いろんな人から「どうしたの?」って聞かれる。

「貧血で体調が悪いんです。」
そう言うと、ほとんどの人が
「犬にも貧血なんてあるんやね。」って言う。
もちろん私も、杏がこの病気になるまではよく知らなかった。

だから、特に犬を飼っている人には知ってもらいたい。
犬にも貧血があって、それは怖い病気なんだって事。

うんん、貧血に限った事じゃない。
犬にもいろんな病気があって、とっても怖い病気だってある。
だから、しっかり自分のわんちゃんを見てあげてください。

杏はそのキャンペーン犬。

もうね、こんな辛い思いするわんちゃんは見たくない。
一匹でも減ればいいな。

なっ、あんちゃん。





さぁ、明日は5回目の輸血。
また頑張ってな。


水分制限をしているのに、腹水が溜まり始めた。
足や顔は痩せてるのに、お腹だけぷっくり。
なんともブッサイクなその容姿。←ごめんやで、あんちゃん。w

その痩せ細った足では今の体重を支えるのも一苦労。
立ち上がるのに、何度も失敗。

どっこいしょ。
まさに大阪のオバチャンばりに、なんとか立ち上がるけど
最近は、歩くのもしんどそう。

昨日から、少し食欲も落ち始めた。
今朝はいつもの半分程度。
それでも、ご飯を待ち遠しくしてるから
杏はまだまだ諦めてないと思う。

今朝、昨日からの雨も上がったのでお散歩再デビュー。



「こんなのに、乗ってられへんわ。」
そんな風にぷいってされるかなって心配したけど
意外にも、すんなり乗ってくれた。
でも家まであと50mって所で立ち上がり、『降りる』アピール。
「こんなん乗ってるん、近所の人に見られたくないわ。」
そんな彼女のプライドなのかな?



さぁ、これから病院。
歯茎を見たら、薄ピンク。
あぁ、貧血進んでるし。
ガンマは効いてくれてるんかなぁ。
血液検査、怖いなぁ。
けど、それも現実。
しっかり見ていかなきゃ。


プロフィール
HN:
misa
性別:
女性
自己紹介:

野良出身のにゃんこ三匹
くらら
しいな
たいち
と、暮らしています。


保護犬の幸せ探しのお手伝いを
はじめました。

過去記事は、こちらに。
HP:

2002年10月26日生まれ
プチフラッフィーコーギーの女の子
2016年9月8日
お星様になる
享年 13歳11ヶ月

2012年5月
悪性神経鞘腫と診断され、摘出手術
2014年5月 寛解

2014年9月
糸球体腎炎の疑いありと診断
2014年11月
投薬(ENACARD)開始
2016年3月
投薬(レンジアレン)開始
2016年8月
皮下輸液 開始
くらら

2012年8月くらいに生まれる
野良猫出身の女の子
2012年9月 保護
2013年8月 我が家の子となる
しいな

2013年6月くらいに生まれる
野良猫出身の女の子
2013年8月 保護
2014年6月 我が家の子となる
たいち

2014年5月くらいに生まれる
野良猫出身の男の子
2014年7月 保護
2015年2月 我が家の子となる

2000年10月30日生まれ
コーギーの女の子
2009年12月30日
免疫介在性溶血性貧血で
お星様になる
享年 9歳2ヶ月

コーギースタイル Vol.27

辰巳出版より 2011.5.30 発売

杏の闘病記を掲載していただきました
巻末 P90~P93
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